前の章で債権者と交渉をしました。その結果どうだったでしょうか。

多少の条件変更を認めて頂いたケースもあれば、絶対に認めないケースもあるでしょう。
しかし、ここではその結果にかかわらず、返済を実行していくことになります。

ここで全く返済をしないという選択もありますが、ただここの段階ではあえて、少額でもいいから、しばらくは返済してもらいたいのです。

本当に数％でもいいです。それをやっておいた方が、最終的には信用が残ります。

少額の返済をずっとしていくことで、とりあえずは、時間稼ぎが出来るということです。

時間稼ぎをして、その間に体力をつける。
体力が付けば、会社を運営していくことが出来ます。
そうやって体力をつけて、軌道に乗せて行きます。

そして元気になった段階で次の事を決定する。

このまま払い続けて行って、完済するのか。それとも一時的に返済をストップしたり、返したりを繰り返して行って、自分のお金を温存していくのか。

どうしていくのか、それはあなた次第です。

ここまで来るとあなたには選択技が出来るのです。

あなたの意思でどうしていくのかを決める事が出来るのです。

この債務の問題は、直ぐには解決できません。

ですから、何とかこの状態まで持ち込んでください。