6.債務と向き合う為の 9の心得

6-① 債務の為に犠牲を払うな。

この心得の中で、最初にあなたに伝えたいこと、それは「この債務の為に犠牲を払っていはいけない」ということです。

今あなたは膨大な債務を抱え、返済不能の陥り、不安と恐怖の中でもがき苦しんでいると思います。

将来の事も見えない中で、あなたは不安で余裕すらないと思います。

しかし、そんななかでもまず肝に銘じて考えてもらいたいのは、あなた自身がダメージを受けないで欲しいのです。

どういうことかと言うと、不安や恐怖心が長く続くと、あなたが参ってしまう恐れがあるのです。
この気持は経験したものでないとわかりません。
ノイローゼになったり、何もやる気がしなくなったり、冷静な判断が出来なくなるのです。精神的に病んでしまうのですよ。

挙句の果てにはうつ病になってしまったり、自分で命を絶ってしまったり、そういった最悪の状況と背中合わせになっているのです。

ですから、この債務と向き合う時、これを克服しようと行動を起こす段階で、あなた自身が絶対にダメージを受けない。

それをまず、意識してもらいたいのです。

あなたが元気でなければ、何もできないのですよ。
会社を再建させるにしても、万が一だめになって一度が会社を畳んで、やり直すにしたって、あなたがいなかったらだめでしょ。

そしてもう一つは、あなたの身内です。
あなたの周りの人間もどうにかなってしまっても駄目でしょ。
これは一番見落としやすいのです。

いくらあなたががんばってして会社を持ち直して、その危機を乗り越えたとしても、家族が心労のあまり具合が悪くなってしまったり、離ればなれになったり、奥さんと離婚してしまったり、そうなってしまったらどうですか。

そんな事が絶対にあってはいけないのですよ。
ですから、この債務を乗り越えることは、経営者としての責務であり、大事なことかもしれませんが、その為に、一番大事なものを失わないでもらいたい。
あなた方に犠牲を払ってほしくないのです。

全てをそのままにして、何も失わないことは難しいと思います。しかし優先順位は間違わないでもらいたいのです。

その時に、考えてもらいたいのは、まずあなたの体。そしてあなたの家族。
その次ですよ、会社は。

それをしっかりと、肝に銘じておいた下さい。

家の中には、電気のブレーカーと言うのがあります。
許容範囲である容量以上の電気が流れたらどうなりますか。
ブレーカーが落ちて、真っ暗になりますよね。

人間の体にもそういったブレーカーが付いているのです。

あまりにも、怖かったり不安があると、思考回路が停止して、もうこれ以上苦痛を与えないように、ブレーカーが落ちてしまうのです。

それ以降はそれを感じる事がなくなるのです。それが言ってみれば精神的な病です。一度それが落ちたら、家のブレーカーのように戻せばいいと言うものではありません。

人間の体はそう簡単には、元には戻らないですよ。それが万が一鬱病であれば、それは死んでしまいたくなる病気ですからまず、絶対にそうならないように、意識してもらいたいのです。

絶対に無理をしないでもらいたい。
どうか忘れないで下さい。

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