13.良い破産、悪い破産

私は冒頭でも話しましたように、破産と言うものを完全に否定しているわけではありません。

個人も含めてかなりの人が破産をしている現実を考えると、これを無視するわけにはいかないのが現状です。ですからここでは、この破産と言うものをこれまでとは違った面から見て、破産が本当に悪いのかどうか、この正体を暴いてみたいと思います。

一般的に弁護士は破産を勧め、それ以外の我々のような債務コンサルタントは破産を勧めないのですよ。特に不動産系のコンサルタントは任意売却をする事が目的なので、破産されてしまうと競売になってしまい、手数料が入りません。そういった事情がありますから、破産は嫌うのです。

この原則をしっかり頭に叩き込んでおいてください。これは人間であり、利益を追求している以上仕方がないことです。それを責めることはできません。

自分の仕事の上で、自分にとって都合の悪い事は勧めず、有利になることを勧めている、はっきり言ってこれだけなんですよ。
たまたまあなたの意向と合致すればOKですが、あなたの事を心底思って言っているわけではないのです。
ですから破産と言うもの。人の立ち位置によって良くも悪くもなってしまうという事なんです。しかし主役は債務者である、あなたにもかかわらず、その主役抜きで物事が進んでいるように思えてなりません。

債務者にとって良いのか、悪いのか、これを基準に話してみたいと思います。

そこで債務者にとって、「良い破産」とか、「悪い破産」とか、あなたはこれを聞いて何か感じますか。
破産に良いも悪いもないんじゃないかと、普通は思うと思います。でもこれまで、私が見ていて、良い破産と悪い破産、ちゃんとあるんですよ。

つまり破産をするという事は、全てを失うわけですから、問題はその後どうかと言う事です。それによって

・あなたや家族が困らないかどうか。
・後悔しないか。
・周りに迷惑をかけないかどうか。

こういうことを考えた時にどうかなんです。破産をしても何ら全く影響のない人もいます。逆に破産によって、ほとんどすべての物を一瞬のうちに失う人もいます。

まさに天国と地獄ですよ。その差が一体何なのか。これを知っているだけで、もしかしたらあなた破産したくなるかもしれません。ですから是非知っておいてもらいたいのです。

これを知ったうえで、弁護士の所に相談に行けば、有利に話を勧める事が出来ると思います。
ある意味最強の相談者になりえるでしょう。

それをここではちょっと話したいと思います。

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