まず最初に、融資を受けます。借りられだけ借ります。私だったら、死ぬほど借ります。なぜか、多分、コロナウイルスが収まった後は、借りることはできなくなるからです。借りる先は、国民政策金融公庫がいいです。国で積極的に進めているので、即応募してください。過去に事故がなければ、通ると思います。この後で、過去に借り入れたものの返済をストップするので、今付き合いのある金融はできるだけ避けてください。

しかし、ここでの問題が3つあります。
◆一つ目は、時間がかかりすぎているということです。
何万社が一斉に申し込んでいるので、先方は処理しきれません。さすがの公庫もコロナウイルス対策はとられていませんので、電話もつながらない、窓口もいっぱい、これでは申し込みすらできません。
そこで、申し込みまでは時短をします。国民政策金融公庫のHPから申し込みができるのです。これをやってしまえば、あとは先方から連絡が入り、面談をするだけです。

国民政策金融公庫のHPで、
ホーム　-　サービスのご案内　-　融資のご案内　-　融資制度一覧から探す
　-　新型コロナウイルス感染症特別貸付　
ここから申し込みができます
先方に到着すれば、あとは待つだけです。

◆二つ目は、借りられなかった場合どうするか。
私のように、過去に事故があった場合には、今回のように、新型コロナウイルスという、非常事態になっても、たとえ完済はしていても貸してくれませんからね。又、過去に事故がなくても、貸してくれないケースも多発しています。現在、融資を申し込みの半分ぐらいは貸さないようですので、あなたが借りることができなくても、不思議ではありません。
貸さない理由としては、現在すでに借り入れがあり、枠を目いっぱい使ってしまっている。又、今後返済できそうにないと思われてしまった、という具合です。
国が貸せと言っているのに、現場は貸さないということです。
その場合、他をあたるだけあたることです。後先の事は考えないでいいです。この乱世、借りたものが勝ちなんです。

通常は、付き合いのある銀行へお願いするのが筋ですが、上で述べたように、これまで何かしらの融資を受けている場合は、この後に返済をストップしたり、条件変更をお願いするわけですから、これは避けたいのですが、そうも言ってはいられません。後先を考えずに片っ端から、あたってください。
それでもだめだったら。入るものがなければ。あなたから出ていくもの、これを徹底的に押させるしかありません。第2章、『お金の出を止める』　をご覧下さい。

　しかしながら、ここであなたはもう一つの選択技があります。借りることができなかった場合、あなたの落胆度は計り知れないと思います。精神的にかなりしんどいのであれば、勇気ある撤退も考えていいと思います。　体あってのものです。この状態が続き、あなたや、ご家族が精神的に追い込まれて夜も眠れないようであれば、私はやめることを進めるでしょう。
精神面が破綻したら、あなたは元には戻れません。あなたの仕事ですから、あなた自身が一番よくわかっていると思います。お金を借りられなかったことを神の御導きだと前向きにとらえ、やめることも、経営者として立派な判断です。　このコロナの騒動が終わった時に、あなたが元気でいることが一番大事なのですから。

◆三つ目は、借りても返せなかったらどうするか。
　この心配をしない方は、一人もいません。返せなかったら、どうもしません、しばらくは返さないだけです。コロナが収束した後、経済が元に戻らなければ、売り上げも戻ってきません。その状態で、今回借りた融資の返済をしていくのですから、算数の計算レベルでも、難しいということは誰でもわかります。

物理的に無理なので、あなたは無理をしてはいけません。あの、天下のトヨタでも、１兆円ものお金を借りる時代です。あなたが借りて、返せなくてもちっとも不思議ではありません。

よく考えてみてください。貸す側の心理です。貸した相手がみんな、ちゃんと返してくれるとは思っているでしょうか、間違いなくおもっていません。それでも貸すということはどういうことか、最初からそのつもりですから、責任を感じないで下さい。

しかし、そのままというわけにもいかないでしょう。しかし大丈夫です。あなたが返せなくなった場合の対処法は、シェルパストーンのこのHP、そして動画で紹介していますので、その時に改めてごらん下さい。