5.不安から脱出する為の6つの特効薬は?

5-④ 相手がして来る事を知る

今あなたは債務返済が滞り、なんらかの不安を持っていると思いますが、その不安がどこからくるものなのか、その正体を話してきました。

そんな状態でも、もし相手があなたに対して何もしてこなかったらどうでしょうか。
それであれば、特に困ることもないわけですから、大丈夫なわけですよね。

でもそんな都合のいい話はありません。
利息どころか元金も帰ってこないわけですから、そりゃ相手だって黙っていませんよ。
色々なことをしてきます。

あなたが絶対返したくなるような、いろいろな手段を講じてやってきます。
(これを私は、相手が攻めてくるという言い方をしています。)

相手が自分自身にどんなことをしてくるのか。
このすべてをあなたが知っているわけではないと思います。

現に、はがきや封書が来たり、電話をかけてきたり、あなたの所に訪問して来たり、返してください、返してくださいと言ってくるでしょう。

優しく言うわけではありません。あなたが困るようなことを言ってきます。
そうしないとあなたが返そうとしないからですよ。

おとなしく、優しく、返してくださいよ、と言われたらどうですか。
あまり堪えないでしょ。いや、無いものはないのだから返せませんと開き直られて、終わりでしょ。

だから相手も、それなりに考えて、あなたを追い込んでくるのです。

それがどんな事なのか、わかるだけで違いますよね。

それをちょっと具体的に話したいと思います。

相手が最初にやってくるのは、返済の催促です。

最初はその旨を伝える程度です。電話をかけてきたり、はがきが来たり、訪問されることもあるでしょう。
電話であれば、いつ払ってくれるのか、しつこく聞かれることもあるでしょう。

今このHPを見ているあなたは、すでに経験済みかもしれません。
これはどの債権者であっても必ずしてきます。

返済が滞っていて、そのままほっぽって置くことはまずありません。
必ずやってきます。

問題はその後です。
このように言ってきたからと言って、あなたが返せれば問題無いですが、難しいでしょ。

ここであなたがどうするか、それによって、相手の出方も違ってきます。

そこであなたが、今のままでは払えないので、返済額を減額してもらう、と言う交渉をしたり、条件を変更した額麺で、少しずつでも返済しているうちは、大丈夫です。

このように、あなたが前向きに、行動出ているというのは、厳しいながらも誠意が感じられ あまり強引なことはしてきません。

問題はここからです。

1円も払わないでいる。連絡しても無視している。或いは、返済の条件変更のお願いもしない。叉は条件変更に応じてもらえなかった場合です。

その場合相手は、かなり強烈な、手荒なことをしてきます。
次の3つの事が考えられます。

・一つ目は、自宅に抵当権が付いている場合、競売をしてきます。

・二つ目は、裁判をしてきます。そして強制執行をして来ます。

・三つ目は、債権そのものを、第3者の会社に売ってしまいます。


●一つ目の競売ですが、良く聞く言葉だと思います。お金を借りる時に自宅に抵当権を付けるケースが多いです。

このような場合、裁判所に申し立てて、自宅をオークションのように、入札して、一番高い額を付けた方に売ってしまうと言うものです。
これは裁判をしなくてもできる物なので、用心しなければなりません。

●二つ目は裁判です。このようにこじれてしまった場合、裁判をしてきます。

裁判は債権者が原告、債務者であるあなたが被告です。通常の裁判のように、法廷で白黒はっきりさせます。

裁判所から訴状と言うものが郵送で送られてきて、債務者がそれに返答します。
(答弁書を書いて裁判所に送ります)

そして指定された期日に裁判所に出廷して、法廷でやり取りをします。
そして判決が出ることになります。

これがあなたにとって一番困る事ではないでしょうか。
でも、なんでこんな面倒そうな裁判をやってくるのか、この裁判は2つの意図があります。

最初の意図は、裁判をちらつかせ、あなたに動揺を与え、他から借りさせて、返済させようとするため。

もうひとつの意図は、裁判をすれば、100%債権者が勝訴します。
そこで「債務名義」と言うのを取得し、強制執行 等をする為です。

よく聞く差押等は、勝手にできるわけではありません。

この裁判を通して、「債務名義」と言うものを取得しないとそれが出来ないのです。
強制執行をする為の国が認めた許可証みたいなものです。

そして、強制執行をしてきます。
銀行口座の差押。自宅の家財の差押、給与の差押等です。

●三つ目は、債権そのものを他の会社に売ってしまうということです。

債権回収会社、サービサー と言われる、買い取りの専門会社です。
ここに売られてしまうと、1から交渉することになります。
債権を買い取りましたと言う通知が来て、電話がかかってきます。

最初は元気ですから、かなりうるさく言ってきます。
そこから後は、返済額の交渉をしたり、何もしていないと裁判をして来たりといった具合です。

やってくる内容については、おおよそこんな感じです。
それほどおおくはないということがわかって頂けたと思います。

あなたを電話で脅すような、脅迫まがいの事は、街金や闇金以外ではしません。
しませんと言うか、出来ないのです。

あなたの奥さんや娘さんを吉原に売り飛ばされるなんてことも、今の世の中ではないのですよ。

ですから、あなたが勝手に、相手がしてくることを想像しておびえているというのが、正直な所であって、相手は法律で認められている事しかできないのですよ。

ただ買掛金や仕入れ等、そういったものに関しては、そういうことはせずに、納入をストップしてきます。

お金を払わないのですから、物を入れてくれませんよね。当然のことです、仕入れが出来ないと困るので、何とか支払いをさせようとしてくるのです。

つまり相手がやってくることは何かと言うと、あなたに支払いを促すようなことをしてくるのです。
お金はないのはわかっていても、それを何とか払わせるような、精神的に追い詰め、それを法律で固めて行く。
法律をちらつかせて、あなたを精神的にまいらせて、とりあえず自分の所だけ返してくれれば良いと言う、そういう魂胆でやってくるのです。

せめてこの部分だけ、覚えておいて下さい。

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