12.債務の解決の仕方

12-④『返す』(圧縮して返す)【個人民事再生】

もう一つ「返す」話をします。
ここでの返すは、先ほどの時間稼ぎの為に返すとはちょっと違って、「圧縮して返す」という事です。つまりこれは、債務整理と言われるもので、弁護士の先生にお願いして、「個人民事再生」と言う法的処理をして減額した金額を返して行き、最終的には債務をなくしていくと言うものです。

時間稼ぎの為に返すのは、当方の都合で、ホントの少額だけを返していくと言うもので、それだけでは解決に至りません。その後があり、まだまだ先は長いです。

それに対して、こちらの場合には、はっきりと先が見えて、なくして行く事が出来ます。例えば、借金が3000万円あった場合に、個人民事再生と言う法的処理をすることで、借金が十分の一までに圧縮されるのですよ。
ですから3000万円だとしたら、十分の一の300万円にディスカウントしてくれると言う夢みたいな話なんです。これを約3年間で返済していくと言うものです。ですから借金の総額は激減しますから、毎月の返済も少なくなると言うものです。。そうやって返して行って、借金をなくしていくのがこのタイプの返すというものなのです。

この個人民事再生は借金の総額は5000万円以内なんです。(住宅ローンは除く)
その額面に応じてディスカウント率が異なっていて、
・3000万円~5000万円まで十分の一(10%)。
・3000万円未満が五分の一(20%) となります。

つまり1500万円の場合は、300万円。1000万円の場合は、200万円。500万円の場合は100万円となります。しかし300万円の場合に30万円になるかと言うと、これがならなくて、最低の弁済額は100万円になります、よって300万円は100万円と言うことです。

これは国が認めてくれた、債務者を救済してくれる制度です。このように合法的に大幅に借金をディスカウントしてもらい、それを相手に返済していくと言うものです。
これなら何とかなく返せるかと思いますよね。これを払い終えた時にあなたの債務は無くなっていると言うものです。でもあなたから出て行くお金は、弁護士費用も別にかかりますからそれを忘れないで下さい(約50万円)

ある面すっきりしますよね。ただデメリットとしては、圧縮して返すと言っても毎月結構な金額になるのですよ。3000万円が300万円になりますが、これを3年で返すと36回払いですから毎月84,000円ですよ、これが払えるかどうかです。

3年での返済を場合によっては、5年で返すことも可能のようですから、このあたりは、相談されてはいかがでしょうか。

でも私はこれはもったいないような気もします。300万円を返すと言っても、これあなたの懐から出て行くんですよ。このほかに弁護士費用がかかります。

毎月返済していうわけですから、払えるお金があるのなら、それを払ったつもりで貯金したらどうなりますか。3年で300万円たまります。これは節約すれば1年間の生活費にもなりえる金額です。

こういうことをまず一度は考えてもらいたいのです。
これを払わずともやれるかどうか、これがあなたにとって一番良いのか、それを検証してから、決定して下さい。

ただこのように、弁護士に頼んで、合法的に債務を圧縮して返済し、借金をなくしていくと言うの方法があるという事を覚えておいてください。

これもまぎれもなく、あなたの選択技の一つなのです。

 

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