あなたはすでに、このHPで様々な事を学ばれていると思います。全てがわかった上で、あなたが、弁護士を必要としているのであれば、その選択については、尊重したいと思います。

それであれば、いい先生と出会いたいと思うのは、当然の欲求です。ですからここでは少しでもその役に立つ話をしようと思います。

「15.弁護士の出来る事」の中で、そしてどうしたら味方に付けられるかという事を話しましたので、ある程度ご理解して頂けたと思います。前にも申し上げた通り、いろいろな先生がいます。考え方もまちまちですし、何しろ弁護士費用だって一律ではないのです。実際にべらぼうに高い先生もいます。その選択を間違えたらどうですか。あなたにとって、不幸なだけです。

弁護士は国が認めたものですからね、ある意味間違いないはずです。ただ誰でもいいと言うわけにはいかないのです。その弁護士も選び方があるのですよ。

これはあなたに合うかどうかと言うところ。結婚と同じ、と言うとちょっと大げさかもしれないけど、やはり相手があるもんじゃないですか。その相手がね、自分と合うかどうかです。これはすごく大事な事なんですよ。

ですからまず、弁護士の選び方と言うのは、第一印象。相性を優先していいと思います。会って話をした時に自分とあうかな、合わないかなと言う、人間だから当然ありますよ。
だからあなたがあまりかしこまらないで、あなたの正直な気持ち、印象、そういった物を大事にしてもらっいいのです。
なんか、この人ととは合わないなって事はあるでしょ。それはやめた方がいいです。絶対にうまく行きません。
それでも今一つわからなかったら、いろいろな質問をしてみるのですよ。それでそれなりにちゃんと答えてくれたら、いいと思います。

後それが一人目で会えるかどうかはわからないので、相談料が30分で5000円ぐらいかかるかもしれないけど、最低２人ぐらいは話を聞いた方が、将来あなたの為にはなると思います。
やはり比較することでわかりますよね。もし二人良い先生がいれば、二人と付き合ってもいいのですから。一人はメインでもう一人はセカンドオピニオンの役割をお願いすればよいのです。

あとやめた方がいいと思うのは、偉そうにしている人、いかにも相手を下に見るような人です。そんな事特に言わなくても、そんな人と付き合いたくないでしょう。あなたの将来を預けたくないでしょう。
そしてもう一つ、弁護士費用の説明をきちんとしてくれない先生。これは全てのおいて不明瞭であり、裏を返せば依頼者の事を全く考えていないことになります。このような状況下で相談に来られる人にとって、かかる費用というのは、とても心配なはずです。それをきちんと話すことで、安心できるのです。それをしない先生とは付き合ってはいけないのです。

弁護士の先生を選ぶとき、良い先生と出会えれば、心強いし、未来は明るいと思います。

しかしそうでないような先生を選んでしまったら、もう貧乏くじひいたみたいで、頼まなければよかったというぐらい、大変になりますよ。

会いに行くたびに気を使って、ドキドキして、味方なのか敵なのかわからないような先生だとしたら、あなたにとって気が休まる時がなくなってしまいます。

ですからそこまで真剣に考えて選ぶようにしてください。

この所ずっと弁護士の話しているけど、ちょっと違和感を持ち始めた方もいるかもしれません。

なぜならこのHPは、破産をせずに、弁護士のできないやり方で、債務を克服して行く、と言う題目なのに、本来関係の無いような、触れたくないであろう弁護士の事をかなり話している、そう思われたのではないでしょうか。
おっしゃるとおりです。

私は、弁護士を完全に否定して、あなたに合わせないようにして、破産は絶対にしないでやって行きましょう、なんてせこいことは言いませんよ。

あなたにとって、どうすることが一番良いのか・・ということを考えている訳ですから。あなたの立場であらゆることを検証した結果、弁護士に依頼せざる負えない余地は少なからずあるからです。

あなたが弁護士に相談したり、依頼して、個人民事再生や破産をされること、それがあなたにとって一番良い事であれば、それでいいのです。私はそれを支持しますよ。
つまりそれをする為に、弁護士の事を知らないという事になると、あなたにとって不利益なんですよ。
あなたが弁護士に頼むかどうかと言うことは、弁護士の事、言っている事、考え方、出来ることなど、そういったこと全部知って、あなたが決める事ですから。知る権利があるし、知ってもらいたいのです。ですからそれをあえて話したのです。

まあ商売として考えたら、私がやっているコンサルタントにとって、弁護士とはその手法が異なりますから、相いれない部分があります。だけど私はあなたからお金をもらうことだけが目的ではなく、あなたにこの苦難を乗り越え、再生してもらい、と心の底から思っているから、こういう事をしているのです。

ですからもし弁護士のところに行くのであれば、ぜひ間違いのない、選び方をしていただきたいのです。

・相性が大事、第一印象で良く思わなかったらやめておく。
・合わないと思ったらそれを信じて他をあたる。
・偉そうにしている先生にあたりはない。
・弁護士費用の説明がないのは、やめておいた方がいい。
・最低二人に弁護士の話は聞け。
・あなたの話をちゃんと聞いてくれる先生を選べ。