7.債権者の正体をあばく

7-④ 債権者が困る事、その弱点は

常に債権者はあなたよりも有利に立っているわけです。

ただ、その3で話したように、あなたが知識を持っているだけで、形勢が逆転して、あなたの方が若干強くなってしまいます。

実は借金を取り立てる方が、取り立てられる方よりも大変なんです。
本当は嫌なんですよ、したくないでしょ、そんな仕事。
私だってしたいと思いません。

つまり、借金を取り立てる側の人間と言うのは、自分が動かないといけないわけですから。
それにすべての債務者に悪く思われてます。罵声を浴びせられることもあるでしょう。 

しかし、債務者の方は、何もしないでとりあえず受け身でいいわけですよ。
だから、相当面倒くさいし、大変なんです。

ですから、常に有利なわけではなく、そういった弱みや、困ることもあるのです。

何回も言っているように、債権者はあなたに貸したお金を利息を付けて返してもらう。
その為に動いているわけで、その手段として催促しているわけです。

でもどうしたら、困るのかと言うと、中途半端な状態でいられるというのが一番困るのですよ。

つまり、、破産もしない状態で、1円も返さない。
この状態が一番嫌なんですよ。困るんですよ相手は。

債権者もサラリーマンですから。
何やっているんだと上から言われてしまうのですよ。

叉他にも、金融庁のチェックが入った場合、都合が悪いんです。

逆に言うと、破産をしてくれたら、それで処理できるから、相手はそれでもいいのですよ。
自分のお金ではないですから、破産してもらってもいいんですよ。

破産をしないのなら、多少なりとも、返済をしてくれないと困るのです。

困る理由と言うのは、まだあるのですが、少額であってもとにかく返しているということは、時効がスタートしないんですよ。

お金を返している段階で、時効はそこでストップしたままになっている、それを気にする債権者もいますから。(時効?はある年数が経つと、取り立てができなくなるというものです。詳しくは別ページで話していますので見てください。)

このように、債権者にとっても、中途半端な状態でいられるのが一番困るのです。

だから破産するのなら破産して下さいと、私も何回も言われました。
後は、ちょっとでもいいから払ってくださいと、言ってきます。

しかし、相手の意向は全てわかっていますから全て、拒否しました。

万が一破産するのでも、自分ではやる必要はないのです。
第3者破産申請をしてくださいと言いましたけどね。

この「第3者破産」と言うのは、債権者が債務者に対して、破産の申請をすることです。

そうすることは、相手が破産に関する費用を全部持たないといけないのですよ。
だからおいそれとやってきません。
債務者が多額の財産を隠しているような場合ですね。やってくるのは。

そういった弁護士費用だとか、破産管財人の費用なんか、何で自分で払わなければいけないのでしょうか。
そうじゃないですか。 

しかし、別に相手を困らせる為に破産もしない、お金も払わない、ということではないですけどね。

いずれにしろ、それが相手にとっては困るわけです。

困った時は、天下の宝刀ですよ。抜きますよ、裁判してきますよ。

でも、もう裁判をして来ることを想定して準備していれば、それをされても大丈夫なのです。

つまり多少なりとも、払っているうちと言うのは、相手は裁判をして来るのは、極力ありません。
払っていてやってくるところはありましたけどね。

昔の国民金融公庫、今の日本政策金融公庫、ここだけは仕掛けてきました。

でも払っている以上はあまりやってこない。これが現状だと思います。

相手の弱みも少しわかっていれば、あなたの気持ちも少しは楽になるんじゃないかと思って、この話をしました。

とにかく自分にとっては、破産を出来るだけ回避していく。

そして最終的には、返済もしない、あなたからお金を出さない状態を作る。

まあ、ここまで持って行けるように頑張って行きましょう。

 

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