6.債務と向き合う為の 9の心得

6-② これは戦いであることを知れ

今債務を克服すべくあなたがやっている事、叉これからやろうとしている事は、債権者との戦いなんです。
その1でも話したように、債権者の存在はあなたにとって不安と恐怖の根源です。

その債権者があなたにして来る事は、攻撃に他なりません。

返済の催促の為にする電話や郵便物、挙句のはてに裁判所まで使って、追いこんでくるような行為は、あなたの身心を破壊し、再起もできず、結果的に奈落の底に叩き落すことになりえるのです。

あなたの将来を奪い、一生復活できなくなるかもしれない。そういう窮地に追い込もうとしているのですよ。

そんなことをされているのに、これが戦いでなくて、何のでしょうか。

返せない自分が悪いのだから、何をされてもしょうがないと思うかもしれません。

そんなことは断じてないのです。

あなたには生きる権利がある、幸せを全うする権利があるのです。

これはビジネスとして、商取引として借りたものなんですから、
返せないこともあるし、そうなってもしょうがないのです。

にも関わらず、相手は、あなたの息の根を停めようと、徹底的にやってきます。

あなたが無防備であれば、全部やられっぱなし。人間サンドバック状態になれば、
あなたに勝ち目はありません。

ですからあなたもそれに対して、ちゃんと抵抗をし、反撃しなければなりません。

しかし、戦うと言っても、武力で攻めてくるわけではありません。
暴力を振りかざしたり、法に触れることはしません。

あくまで法律の中で、それに基づいてやってくるのです。
ですから、我々も、相手が法律だったら、法律で立ち向かうしかありません。

「目には目を、歯には歯を」です。

相手のやってくることがわかればちゃんとした戦いが出来ます。

この戦いに勝たなければ、あなたの将来はない。
そのつもりでやってもらいたいのです。

戦いである以上、勝ちとか負けということを考えると思います。

相手である債権者は、その人個人が貸しているわけではないのですから、別に回収が出来なくても、自分が何か被害をこうむるわけではなく、痛くもかゆくもないのです。ただ仕事上の能力を問われる程度です。

ただ我々はそんなレベルではありません。生きるか死ぬか死活問題です。
これから将来平穏な生活を送れるのか。
そういう人生そのものがかかっているわけですよ。

ですから相手にとって、負けはないのです。
破産したり、時効になって、回収できなかったとしても、それは負けではないのです。
回収が出来た時に勝ちがあるだけです。

ただ我々債務者は負ける確率の方が高いのです。

自分自身が精神的に追い込まれ、病気になっても負けです。
あるいは、全部根こそぎ持って行かれて、路頭に迷ってしまっても負けでしょ。
家族が離ればなれになってしまっても、それは負けですよ。
頑張って債務は返済しても、離婚してしまったらどうですか。

これは人に寄るでしょうが、私は負けだと考えます。

それでは破産はどうですか。負けでしょうか。

破産は債権者に対して白旗を上げるわけですから、一見すると負けかもしれません。

しかし破産することであなたが、そしてあなたの家族が、元気で生き残る事が出来れば、それは勝ちです。
そしてその後、エネルギーを蓄えて会社を再生させる事が出来たら、大勝利です。

しかしその逆もあります。何も考えずに、弁護士の言われるままに破産してしまうようなケースです。
全てを失い、家族もバラバラになり、そのあとの再起もかなわない。
これは大負けです。

このように勝ち負けと言うのは、債務の問題において、判断が難しいかもしれません。

しかし戦いである以上、勝負事は勝ちたいものです。

あなたにとってどうすることが勝ちになるのか。それを考えて見て下さい。

相手を叩きのめすことが目的ではないのです。

あなたが、生き延びる事が真の目的なのです。

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