6.債務と向き合う為の 9の心得

6-⑨ 目先ではなく、5年後の幸せを描け

今、債務と向き合い、勉強したり、債権者からの攻撃を受けたりと、いろいろな形で頑張っていると思います。
しかし今のあなたは、目先の事しか見ていないと思うのですよ。

債権者がこういってきた、じゃどうしよう。どうやってお金を工面しよう。

それはそれで当然のことですし、仕方ないことです。

ただ、あなたの片隅に、5年後の幸せと言うものを描いておいてもらいたいのです。

その青写真を持ってもらいたいのです。
今大変だけど、あなたの5年後はどうありたいのか、どうなっていたいのか。

ものすごい贅沢をしたいと思っている人は、この期に及んでいないと思います。
取りあえず、慎ましやかな生活、普通の生活。
それを望んでいるのではないでしょうか。

私の言う、5年後の幸せと言うのは、5年経つと、大体すべてのものが、終息して落ちついて着きます。決着が付きます。
その時に初めてあなたは、安堵感を感じ、不安や恐怖心から離れて、幸せを感じる事が出来るはずです。

あなたの周りには前と同じように家族がいて、団欒があって、みんなが元気で、同じテーブルで食事が出来る。
何とか収入も維持できている。

そういうものを得る為に、今頑張ってやっているわけですよ。
その為にどうするかということを考えながら、やってもらいたいのです。

今は、そんな余裕はないのかもしれない。明日食べるご飯だとか、毎月の資金繰りは大変だと思います。

ただ金融機関から借りて、それを返していくものについては、解決はできます。
永久に何かするということはありません。

ですから、今大変かもしれないけど、5年後の幸せの為に頑張ってもらいたい。

その為には、あなたが元気でいる事、家族が元気でいる事。
奥さんとも離婚しないで、愛情を以て、信頼関係を以ている事。

そして、少しでもお金を残しておくこと。毎月の収入を確保する事。

そういうことじゃないでしょうか。

そこには、自宅があってもなくても、賃貸でもいいわけです。
車だって、高級車なんていりません。軽自動車でもあるだけで充分です。

私も、自転車だけの時もありました。

そこまで覚悟を決めて、考えないと、幸せを勝ち取ることはできないのです。

自分の幸せは、自らの手で勝ち取らねばなりません。

そこを肝に銘じてもらいたいのです。お願いします。

 

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