ここではあなたが相談したいと思った時に、有益な情報をもたらしてくれたり、的確な指示をしてくれる方、そういった相手がいればいいですよね。それが理想です。そういう人があなたの周りにいるのかどうかという事です。

相談すると言うのは、あなたにとっても勇気がいる事です。にもかかわらず、本気で答えてくれなかったり、他人事のような対応だったり、債務について何も知らなかったりしたら、意味がありません。

ちょっと思い浮かぶのは、弁護士、顧問税理士、司法書士、そして債務のコンサルタントと言われる人、或いは同業者、組合の人、仕入れ先、それから親戚など身内、友人、或いは債権者に相談することもあるかもしれません。

この中で、あなたが相談できる相手にふさわしいのは誰なのか。誰が役に立つのか、そして誰が味方なのか、これを見極めたいところです。しかしこれは、白黒つかない部分があって、正直難しいのです。

例えば弁護士で話をすると、同じ弁護士でも、ちゃんとやってくれる人と、やらない人がいます。
前にも申し上げましたが、弁護士の前にその人がどうかです。本気でやってくれる人もいれば、そうじゃない方もいる。

そして弁護士が出来る事、出来ない事を知らないで相談しても、思ったような結果は得られないでしょう。

ですからこれは弁護士の方だけに問題があるのではなく、少なからずあなたにも問題があるのです。ある意味あなた次第なんですよ。あなたが何も知らず無知だったらどうですか、相手に言われるがままですよね。
またあなたの対応が横柄だったり、やる気がなったり、約束を守らなかったり、相手も人間ですから当然何かを感じるはずです。人間である以上相性がありますよね。

それは弁護士に限らず、全ての業種で言えることです。

また専門家でなくても、同業者の中に、同じような経験をされた方がいれば、それはとても心強い相手になると思います。

ここでは、専門家と言われる方々を取り上げて、味方になりえるのか、役に立つのかと言う事を掘り下げて話して行きたいと思います。

叉合わせて、どうしたら味方にすることが出来るのか、そのあたりもお話しします。

そうして一人だけでなく、たくさんの味方を持って頂ければと思います。