6.債務と向き合う為の 9の心得

6-⑤ これはビジネス、悪いと思うな。そして開き直れ

我々が、銀行などの金融機関からお金を借りる事、そしてそれを利息を付けて返す。

これは商取引なんですよ。

銀行はあなたの為にお金を貸しているわけではなくて、お金を貸すことで利益を上げている商売なんです。

誰も借りないと困るし、貸した相手が返してくれなくても困るのです。しかし、当然貸す以上は、返せなくなることもあるということを想定して貸しているのですよ。

だから我々が、元本すら返さなくても、刑事罰を受けることはないのですよ。

道義的な責任はあるかもしれないけど、法律上の罰則はありません。

逮捕されることはないのですよ。例えば、1000万円でも、1億でも。

ところが、コンビニで100円のガムを盗んだって、窃盗罪で捕まってしまうのです。
かたや1000万円、方や100円です。金額の大小ではないのです。
これが何を意味しているのか、分かりますよね。

つまり、このお金を貸す行為と言うのは、銀行は商売として、利益を上げる為にお金を商品として扱っているのです。
その利息を支払うことで、利益を上げている。

当然、利息だけ返せば良いと言うものではありません。元金も返えさないと赤字になってしまいますから。

ただもしかしたらその相手が、返せなくなるかもしれない。
だから、ちゃんと相手を見て、審査をして貸す。
しかし、貸さないと商売にならないから、審査は甘くなる。

結局返さなかった場合に、それは自分が見る目が無かったということで、本来は、泣き寝入りをしてもらうしかないのですよ。

しかし自分たちの事をは棚に上げて、執拗に返済を迫ってくる。

債務者が返せなくなったときに、よくこんなことを言われませんか。

「借りたものは返すのが当然でしょ。」

「そういう風に教わりませんでしたかと」

わたしもそういうふうに、習いましたし、当然それは正しいですよ。

ただそれっていうのは、子供の時に、友達とか、先生とか、そういったところから物を借りた時、お金や物を借りた時に返すということなんですよ。

つまり貸す相手は、あなたを信用して、あなたの為に利息も取らずに、善意で貸しているので、善意で借りたものに対しては、ちゃんと答えないといけません。

それは商売ではないから。そういったものに対しては、返さなくてはいけない。
これは道徳上返さないといけないものですよ。それを言っているわけです。

自分たちの都合のいいように、ごちゃまぜに言っているのです。

銀行が金を貸すとの訳が違うのですよ。利息を付けて、担保も取って、そんなのは善意のお金ではないですから。

お互いが利益を上げる為に、貸し借りをしているわけですから。

もし返せなくなった状態でも、悪いと思わないでもらいたいのです。
と言うか、そう思う必要がないのです。

逆にもう返せないのだからって、えばることはないけれど、悪いとへりくだることはないのですよ。

これまで一生懸命やってきて、その中で返せると思って借りて、結局は何かの事情で返せなくなったわけですから。

それ以上の責任を取る必要なないし、あなたの人生の中で、そんなことはちっぽけな事ですよ。
相手は何かしてくるけど、あなたは堂々としていればいい。

相手も、ああそうですかと言うわけにはいかないから、いろいろとやってくるでしょうけど、ビジネスですから。

あくまでビジネスの範囲で対応すればよいのであって、あなたがへりくだる必要はないし、命を絶つこともないし、相手がやってくることに対して、こちらもビジネスとして、ちゃんと受け答えをすればいいだけの事です。

そういった開き直りの気持ち。これがここでは大事なんですよ。
そう思ってください。

貸す相手が間違っていたというか、貸してはいけない相手に貸したのだと思う。

ちゃんと調べなかったり。決算書だけで貸しているというのは、結局は自分のお金ではないから、甘いんですよ。

その会社や、社長の事を見抜けなかった、能力が劣っていただけです。

だから貸し手の責任でもあるのです。フィフティフィフティですよ。

だからそんなに思いつめないで、あなたの再起の為に全力を注いでください。

お電話でのお問合せはこちら

048-711-7487
受付時間
9時〜17時
休業日
土、日、祭日

お気軽にお問合せください。

時間を有効使って頂く為に、『無料相談フォーム』にご記入の上、ご連絡下さい。

お電話でのお問合せはこちら

048-711-2936

無料相談フォームでのお問合せは、24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

新着情報

2017年9月5日
シェルパストーンのホームページを公開しました。

サイドメニュー